神奈川県警藤沢北署によると、15日に藤沢市鵠沼の保育士、野上侑麻さんが(24)出産後の乳児を遺棄した容疑で逮捕され、本人も容疑を認めているようだ。
今回の事件が発覚したのは14日の午後。野上容疑者と家族が藤沢市内の病院を訪れたとき、病院から「堕胎したような形跡のある患者がいる」と110番通報があり事件は発覚した。
堕胎とは、人間の胎児を母親の体の中で殺すか流早産させて殺すことで、日本においては刑法第2編第29章の堕胎の罪(刑法212条~刑法216条)に規定される犯罪である。
野上侑麻容疑者は13日〜14日の間に、自宅で乳児を出産し、そのまま遺体をジュエリーボックスに遺棄。その遺体を野上容疑者の夫が確認し、発覚したようだ。
野上侑麻容疑者は、両親と姉、祖母の5人暮らし。一緒に住んでいた家族は、野上侑麻容疑者の妊娠には気づいていなかったようだ。神奈川県警藤沢北署には、家族に事情を聴くなどして、乳児が死亡に至った経緯などを詳しく調べている。
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