29日午後10時15分ごろに仙台空港(宮城県名取、岩沼市)敷地内で用地造成工事をしていた作業員によって不発弾とみられるものが発見された。そのため仙台空港事務所は30日、不発弾を安全に処理するため、終日空港を閉鎖すると発表した。全便が運休となる。
陸上自衛隊が調べたところ、この不発弾は250キロ爆弾であるということが確認されたため、仙台空港を離発着する30日の定期便全便を欠航することになった。250キロ爆弾の威力は相当なもので旧日本陸軍も戦争に使っていた。
昨年の11月25日にも戦時中にアメリカ軍が投下した250キロ爆弾とみられる爆弾が、宮崎空港の滑走路脇で不発弾が見つかっており、周辺400mを立ち入り禁止区域とし、最大9時間の空港閉鎖が予告されていた。
爆弾解体作業は後日行われ、予期せぬ爆破に備え役3mの土嚢に囲まれた場所で、約3時間半後に安全確認が行われた。そしてその30分後に滑走路の閉鎖が解かれ運行が再開された。