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「マイコプラズマ肺炎」が大流行!! 過去10年最多を記録 


 子供の感染が多い「マイコプラズマ肺炎」の流行がどんどん加速していっている。今年は大流行であった去年の1月の患者数をすでに超えており、過去最高の患者数を記録。例年12月〜1月にピークを迎えているため、多くの専門家たちが注意を呼びかけている。

 今年9月から「マイコプラズマ肺炎」の患者が、この時期として過去10年で最も多く報告されていることから、国立感染症研究所は、せきが続く場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけられていた。


 「マイコプラズマ肺炎」とは、その名の通りマイコプラズマという細菌が原因で引き起こされる病気であり、発熱や全身のだるさとともにせきが長く続くのが特徴で、診断が遅れると肺炎が重症化したり、脳炎などを併発したりすることがある。



 
 また、これまでに報告された患者の80%は14歳以下の子どもとなっており、学校など子供の多く集まる場所で広まりやすく、保護者も注意が必要だ。国立感染症研究所の安井良則主任研究官は「これまで治療に使われていた抗生物質が効きにくいタイプが増えていて、年間を通しても去年を超える規模の流行になるおそれがある。大きな流行になれば重症化する人も増えることから、せきが続く場合はマスクをし、早めに医療機関を受診してほしい」と話している。

 予防策としては、風邪やインフルエンザと同様にマスク着用や手荒いうがいが有効である。

「マイコプラズマ肺炎」は、かつてはオリンピックが行われる年に流行する傾向があるとして「オリンピック熱」とも呼ばれていたが、近年はこの傾向が薄れつつあり、毎年多く見られるようになった。 また喫煙者は感染しにくいことも報告されている。

 主な症状としては、ノドの痛み、鼻水、鼻づまり、37℃程度の微熱から39℃以上の高熱、痰のからむ咳(解熱しても1ヶ月近く続く症状)、倦怠感など普通の風邪のような症状が見られる。

 消化管へのウイルス感染によって嘔吐、下痢、腹痛などの症状が起きることもある。しかし、喘息があると、喘息の悪化、喘鳴(ゼイゼイ・ゴロゴロ・ヒューヒューといった呼吸)、呼吸がしにくい呼吸困難が起こる場合もある。

 乳幼児に感染した場合は風邪程度で済みますが、学童期頃になると肺炎を起こします。同じように大人が感染した場合も肺炎になります。最近では、大人が感染して重症化するケースが急増している。

 発症年齢は8〜9歳がピーク。感染から発症までの潜伏期間は1~3週間ぐらいで、一度流行すると、どんどん拡がってしまい、同居している家族などに移るケースもある。

 マイコプラズマ肺炎は血液検査で診断しますので、「マイコプラズマ肺炎かな?」って少しでも思ったらすぐに病院へ行き診察してもらいましょう。

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