最近話題になっている「ペニーオークション」の詐欺事件。先日「ペニーオークション」のサイト運営者が京都、大阪両府警によって逮捕され、調べによって20人以上の多くの芸能人たちがこの事件に関わっていたことが分かった。
入札するたびに手数料を支払う仕組みのインターネットオークションサイト「ペニーオークション」を、芸能人たちが自身のブログで紹介したことが現在大きな話題となっている。
20人以上の芸能人たちは自身のブログで、落札していない「ペニーオークション」の商品を落札したという、嘘の記述を流していたことが発覚した。
14日夜に、関与した芸能人の名前が続々と挙がっており、俳優の永井大(34)、タレントの東原亜希(30)、モデルの菜々緒(24)、松金ようこ(30)、ほしのあき(35)、熊田曜子(30)、ピース綾部祐二(35)など関与した芸能人の数は20人以上。
永井は10年12月22日のブログで、ペニーオークション「激安オークションYasuu!」で855円でiPadを落札したと掲載し、「ペニーオークション」を「気になる方はお試しあれ」と紹介。永井は知人の紹介により、「ペニーオークション」を利用し紹介したが、実際には落札しておらず、物品を855円で受け取り紹介したようだ。永井はその謝礼については「受け取っていない」とコメントしている。
また。東原は10年12月29日のブログで「オークションライフ」でiPadを安く落札したと記載。菜々緒は同12月10日、ブログで友人から聞いたというペニーオークションの「劇的オークション」を紹介。ともに所属する事務所は「現時点では何もコメントできない」としている。
モデル小森純(27)も11年1月7日、「ギャルオークションでアロマ加湿器を225円で落札。ありえない。他にも、女の子の好きなアイテムがたくさんあって、面白いから、のぞいてみてね」などと記載。所属事務所は実際に落札していたかについて「確認中」と説明している。
ペニーオークション手数料詐欺事件で、詐欺容疑で逮捕された会社役員の鈴木隆介容疑者(30)らが、摘発された同オークションサイト以外に複数のサイトを運営しており、芸能人を「広告塔」として利用していた。