２７日（日本時間２８日）、「松井秀喜 最新情報 ２０１２ １２月」の話題で注目されていた、松井秀喜外野手（３８）が、ニューヨーク市内のホテルで会見を行い、現役引退を正式に表明した。
この引退会見に冒頭に「本日をもちまして、２０年間に及ぶプロ野球人生に区切りをつけたい」とあいさつすると、目を潤ませながら引退という結論に至った理由を明かした。「今年、多くのプレーの機会をいただき、出るときはクリーンアップで出させてもらいながら結果が奮わず、そのことが１番大きな要因となった」と説明。
今後については「はっきりとは決めていない。少しゆっくりしながら考えたい」とした。引退後は、かつて松井が一目惚れをしていた嫁A子さんとしばらくゆっくり過ごしたあと、野球関係の仕事に就くことが予想される。
松井が結婚する前に書いた嫁A子さんの似顔絵
ネット上で噂されている松井の嫁A子さんの写真
高校時代から脚光を浴び、巨人、ヤンキース、エンゼルス、アスレチックスと数々のチームを渡り歩き、今季プロ入り後初となるどのチームにも所属することなく今シーズンを迎えることになった松井。４月３０日にレイズとマイナー契約を結び、５月２９日にメジャー昇格。デビュー戦となった同日のＷソックス戦で１号２ラン、６月１日のオリオールズ戦で２号２ランを放つなど順調に滑り出したが、その後は成績が低迷。そして、８月にはレイズを自由契約となり、来季のメジャー復帰に向けて、自宅のあるニューヨークで自主トレも続けていた。しかし、今回の会見で、松井は“引退”を宣言し、２０年間の現役生活に終止符を打つことになってしまった。
日米通算５０７本塁打。巨人の主砲として数々の栄光に輝き、ヤンキースでは０９年ワールドシリーズＭＶＰに貢献。ゴジラの愛称で人気を博していたスラッガーの伝説が、幕を閉じる。
