先月突然、活動休止を発表したシンガーソングライターのYUIが24日、日本テレビ系列のニュース番組「NEWS ZERO」で活動休止の本当の理由を語ってくれました。ネット上では、「結婚?」や「肺がん?」などさまざまな情報が流れていますが、YUI本人の口からはそんなことは出ておらず、ただの噂です。
YUIのメジャーデビュー曲『feel my soul』
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先月に活動休止を発表しYUIは、今月5日に17歳の時にデビューしてから、8年間の集大成となるベストアルバム「GREEN GARDEN POP」「ORANGE GARDEN POP」(ソニー)を発売しました。
これまでのCDの総売り上げは650万枚を超えており、これまで発表したシングル曲は26曲、そのうちの21曲が映画やドラマ、CMなどのタイアップ曲となっている。
そのことに関してYUIは、インタビューに対し
「タイアップをいただいてもらったりして、すごく勉強になったりしたところもあったんですけど、多少やっぱりプレッシャーみたいには感じるときはありますよね。それだけが問題じゃないと思うんですけど。」とタイアップと活動休止についてのコメント。
また、
「曲作りとかでいうと例えば、『ドラマチックにつくってみて』って言われたときに『ドラマチックってなんだろう?』というのをすごく考えるわけなんですけど。
『じゃあ例えばドラマチックならアレンジで弦をたくさん入れてみようかな?』とか
大事にしてきたことは多分周りの人が幸せだと一番いいなと思ってきたのが一番の思いだったのかなと思います。」
などと、YUIがこれまでの音楽生活の中での思いなども語った。
YUI自身にとって、タイアップ曲はたくさんの人に自分の曲を聞いてもらえる大事なきっかけとなっていたようで、
しかし、その一方で製作期間が制限されて時には自分の思いも変更しなければならないことも何度もあったようだ。
YUIが以前から口にしていた、“限界”という音楽活動休止の理由については
「コップに水が入っていて、(そのコップが)表面張力で保っていたところ、それ以上はもうこぼれるだけなんですけど。YUIという存在が本当にいろいろな方に応援していただいたりするうちに、自分が思っているよりも大きな存在になったのかなと思っていて、そのYUIというものに追いつけなくなっているような感じがあったのかなと思いますね。」
とコップの水に例えて伝えてくれた。
みなさんもこのような“限界”みたいな気持ち感じたことがあると思います。それと同じようなことが、シンガーソングライターとして有名になり、普通の人たちよりも、もっともっと行き詰まった気持ちになってしまい、YUIとしての活動休止に至ったようです。これがYUIの活動休止の本当の理由です。
YUIが主演で女優デビューした映画『タイヨウのうた』の主題歌『Good-bye days』
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最後にYUIは
「今後、YUIは音楽とどう向き合って行くのか?」という質問に対して
「音楽は続けていける限り続けていきたいと思っているんですけど、(昔)海で歌っていたようなそういう思いっていつまでもなくならないと思ったので、私は変わらないでドシッと音楽を好きでいたいなと思いました。」
と今後の音楽活動にも期待出来るコメント。
YUIとしての活動は年内までとされているので大晦日の紅白歌合戦がおそらく最後となる。紅白のYUIは見逃せない。そして、今は新たな音楽活動の準備も少しずつ進めているらしく、今後復帰したYUIが生み出すYUI自身の純粋な音楽に期待したい。
YUIのベストアルバムはこちら
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