13日、映画・演劇の大手配給会社である東宝は、同社で2013年度ラインナップ発表会を行い、スタジオジブリから宮崎駿監督の『風立ちぬ』と高畑監督の『かぐや姫の物語』の2本の新作が製作されていることを発表した。映画『風立ちぬ』は、『かぐや姫の物語』と共に2013年夏に同時公開される。宮崎駿監督の作品の公開は2008年の「崖の上のポニョ」以来である。また、
宮崎監督と高畑監督の作品が一挙に公開されるのは、1988年に同時上映作品として公開された「となりのトトロ」「火垂るの墓」以来、25年ぶりのこと。
『風立ちぬ』は、宮崎駿監督が2009年4月から、モデルフィックス誌に零式艦上戦闘機の開発者である堀越二郎の若き日を描くようすを連載しており、その太平洋戦争時代を描いた漫画が2013年夏にアニメ化され映画公開される。戦史・兵器マニアである宮崎駿監督であるため、『風立ちぬ』の作中で登場する戦闘機や銃は見物である。
高畑監督による『かぐや姫の物語』は、日本最古と言われる物語であると言われている『竹取物語』を題材にした作品である。
宮崎駿監督の『風立ちぬ』、高畑監督の『かぐや姫の物語』は2013年夏に公開!!