明日の12月5日、日本テレビ系列「金曜ロードSHOW」で「映画 怪物くん」(夜9:00〜10:54)がテレビ初放送される。「映画 怪物くん」は、作家・藤子不二雄が書いた漫画「怪物くん」を原作とし、2010年4月にテレビ放送されていたテレビドラマ作品の映画である。テレビ放送された「怪物くん」のキャッチコピーは『愉快、痛快、奇々怪々!!』
主演は嵐の大野智。そして他にもタレントの八島智人やお笑い芸人・ダチョウ倶楽部の上島竜兵、格闘家のチェ・ホンマンなどが出演している。
ドラマが好評であったため、ドラマ放送後の翌年の11月「映画 怪物くん」が公開されることになった。そして、映画も大好評を博し、あっという間に興行収入30億円を突破した。そんな国民的映画が明日12月5日の「金曜ロードSHOW」でテレビ初放送される。
テレビドラマの「怪物くん」の主なあらすじは、
人間界から遠く離れた「怪物ランド」で怪物大王(志賀丈史)の一人息子の怪物くん(大野智)が新大王となる式典が行われていた。
しかし、その式典で怪物くんは怪物大王に「今のお前に王になる資格はない!よって今から修行に出るのだ。行け!」と言われ、お供のドラキュラ(八嶋智人)、オオカミ男(上島竜兵)、フランケン(チェ・ホンマン)と一緒に人間界に追放されてしまう。
人間界では怪物くんは念力を使うことができず、人間に自分が怪物であることをばれてはいけないなどの数々の困難がある中で、修行を終えるまで怪物ランドへは帰ることができなくなってしまった。
その後、人間のヒロシ(増田龍臣)怪物の姿を見られてしまう怪物くんは、ヒロシと友達になり、人間界でさまざまな経験をしながら、生活していた。
その頃、かつて怪物界との戦いに敗れた悪魔界とでは、怪物大王との一戦で力尽きたと思われていた悪魔界の王子のデモキン(松岡昌宏)が、静かに復活の時を迎えていた。そして、怪物界への復讐をもくろむデモリーナ(稲森いずみ)は、怪物界に復讐をするために、人間界を手中に収めることを誓う。
そうして、最後には人間界で生活していた怪物くんたちと人間界を手に入れようとするデモキンとデモリーナとの戦いが始まり、見事怪物くんたちが勝利を収め、怪物界と人間界と悪魔界、3つがともに助け合うような世界にしようということになり「怪物くん」のテレビドラマは終わる。
そして今回テレビ初放送される「映画 怪物くん」のあらすじは、
舞台は、怪物くんが大好きな“カレー”の王国。王国を治めるヴィシャールという男の口車に乗った怪物くんは、その地に伝わる伝説のカレーを食べてみたい一心で王国から反乱軍の手で誘拐されたお姫さまを助けに行くことに。そのお姫さま・ピラリと弟のカーは、日本で怪物くんが出会ったウタコとヒロシにそっくり! 大喜びで王国にピラリを連れて帰る怪物くんだったが、実は彼女とヴィシャールの間には複雑な過去があって…!? しかもそこに、悪魔界の王子で怪物くんとは因縁のあるデモキンまでもが現れた! はてさて怪物くんは、カレーの王国に平和をもたらし、怪物界の大王の座に就くことができるのか?
ちなみに「映画 怪物くん」のキャッチコピーは『欲望渦巻くカレーの王国…今、ワガママは伝説になる。』。
「映画 怪物くん」の主題歌は、嵐の『Monster』。挿入歌は、怪物歌太郎「ユカイツーカイ怪物くん」、ドラキュラ/オオカミ男/フランケン「おれたちゃ怪物三人組よ」。