30日、米メディア・娯楽大手のウォルト・ディズニー社は、米SF人気映画「スター・ウォーズ」シリーズを手がけてきた映画制作会社ルーカスフィルム社を40億5000万ドル(日本円にして約3200億円)で買収すると発表した。半分を現金で、残り半分は自社株で支払う。
今回の買収には2015年に公開予定の「スター・ウォーズ」の新作「エピソード7」に関する権利も含まれ、今後は2─3年ごとに新作を公開し、「エピソード9」まで製作・公開する予定であることを明らかにした。
今後の「スター・ウォーズ」シリーズの製作はディズニーが担っていく。映画製作会社ルーカスフィルムを設立し「スター・ウォーズ」シリーズの
映画監督を務めてきたジョージ・ルーカス氏(68)は引き続きクリエーティブコンサルタントとして関わる。ルーカス氏は30日、「スター・ウォーズを新世代の映画制作者にゆだねる時がきた。ディズニーで新たな拠点を得て、スター・ウォーズは確かに生き続けて発展するだろう」とのコメントした。
今回の買収で映画にもとづく関連商品をつくる権利をため今後のグッズや東京ディズニーランド内のアトラクションに期待がもてる。